小学校カヌー体験学習会

関東地方の梅雨が明けて最初の週末、湖北台東小学校プールにてカヌー体験学習会がありました。

朝6:30艇庫から艇を搬出し、現地で搬入およびプールを汚さないように艇の清掃作業。
普段はぐうたらなTCCなのにテキパキとした作業、9:00前には準備完了しました。

講習開始までの1時間くらいクラブ員のウォーミングアップ。普段手賀沼ではできない練習ができると後先を考えずに夢中になってしまうTCC員。
｢テキパキの理由はこれかと｣ちょっと納得。でも、これからの一日が思いやられる張り切りようです。

ちなみに私はこのとき初めて沈しました。手賀沼ではできないこと（したくないこと）なので、貴重な体験でした（笑）

講習会は全4回で1時間ずつ。各回の最初に準備運動とパドルの使い方レクチャー。

真剣に話を聞く子供たち。
あと演技見本の皆さんが毎回見事なロールを見せてくれました。
あんなに綺麗に回れるものなんですねぇ。初めて見ましたが本当にお見事でした。

レクチャーの後は漕艇練習。乗船してプールを時計回り、反時計回りにグルグル漕ぎます。

ちなみに低学年の子供は背が低く、そのまま座らせると上手く漕げないのでビート板で座面を底上げしてます。これは良いアイデアでしたね。良い感じの高さに調整できるし、プール講習なら現地調達できるというメリットもあります。

レク艇を使う子は皆それなりにまっすぐ進むし何とな～く曲がれますが、そうじゃない艇を使うと途端に思うように進めなくなります。
上手く操れず困惑する子が多い中、何人かは巧く操ることができ驚きでした。子供の順応力ってすごい。

途中で艇の乗り換えを行うついでに子供たちには水分補給。この日は朝から日差しがとても強く暑い一日、全国でも熱中症が多発したとか。

漕艇練習後のレクリエーションではゴムボートが大好評。

特にボートに子供たちがギュウギュウに乗り込んだままひっくり返してやると、まぁ喜ぶこと。
プールの水は ぬるま湯でしたが沈には何よりの心地よさでした。
こっちも楽しくなりますが、子供たちは飽きることを知らないから際限がありません。(^_^;)
子供とはいえ10人くらい乗っているボートをひっくり返すには、鈍った体にはちょっとキツイ。
講習が終わった後は水分補給と一休みが欠かせません。
でも子供たちから「楽しかった！」とか「次はいつやるの？」なんて声を聞くと嬉しくなります。

そんなこんなで恵まれすぎた天気の中で、予定通り15:00には全4回の講習会が無事に終了。
子供達も楽しんでくれ、よかった、よかった。
「来年も頑張るぞ」決意を新たにした一日でした。